自論。プレイングマネージャーの役目、心構え、働き方
プレイングマネージャーになったぞ
今の自分の立場上、組織の中のプレイングマネージャーという立場でメンバーをリードしながら自らも開発を行っている。
プレイングマネージャーってM(マネージャー)に重きを置くか、P(プレイヤー)に重きを置くか、その時々の状況や人それぞれなところもある。
自分はどちらかと言うと、マネージャー業務が7割で、プレイヤー業務が3割。もちろん平均するとって話。
プロジェクト全体の進捗管理が思わしくないときは、プレイヤーを一時中断する。責任の重さで測ったとき、マネージャーとしての役割がやっぱり大きい。その責任が果たせていないと、とんでもない事態に陥ってしまう。
その後にのしかかる重圧もとんでもない。もっと上の人たちからのね。
プレイングマネージャーは、プレイヤーに傾いてしまうと、僕はそのチームは絶対良い状態ではないと思う。もしくはとてもヌルいチームかのいずれかだ。
本当に難しい。
プレイングマネージャーの心構え
だから僕の考えるプレイングマネージャーとしての心構えはこう。
プレイングマネージャーは実質マネージャー。つまり責任者である。責任を全うするために、開発遅延が発生しそうなところや、今後起こりうるであろうリスクを最小限にとどめる仕事だ、と。
だからこそ、そのために必要なことが開発作業そのものであれば、先回りして解決に向かう。そう言ったモチベーションで常にプロジェクトの安定化を図ることが大事なんじゃないかな、と。
我ながら、ものすごくよくできた考え方だと思う。
プレイングマネージャーのもう一つ重要な役目・役割は、プロジェクトの目的を常に意識すること。これもかなり大事なことだ。目的は現場ではついつい忘れてしまいがちで、目の前の課題に対する思考で頭がいっぱいになってしまう。
マネージャーはそれが当たり前のようにできているだろうが、プレイングマネージャーはその点が甘いのではないか?と周囲を見ているとよく感じる。
現場では目の前の次々と起こりうる課題を解決することもメチャクチャ大事なこと。それをしないとスケジュール遅延に拍車がかかる。
そんな時に、鶴の一声をプレイングマネージャーがかけてあげ、ダメ押しで、目的に立ち返って見る、と言うことをしてあげられたら、神様だと崇められるに違いない。
最後に
なお、今の自分は、そんな理想的なプレイングマネージャーの1/1000000000くらいの実力だ。